コンパクトクランクでヤビツ挑戦

ヤビツ峠に自転車で上った事がある人ならわかると思いますが、コースの最初の方にある蓑毛の坂が脚力の無い人にとってどれほどキツイ思いをして上っているかを理解してもらえると思います。
サイクリング気分でゆっくり上るだけなら、この10%1kmの坂は大した事はなくほとんどの人は上れると思います。
しかし大方の自転車乗りは、名古木かヤマザキからヤビツ峠までのTT(タイムトライアル)で走っているので、全力で走っている時に蓑毛の坂は壁となって立ちはだかります。
大腿四頭筋を疲弊させ体力を奪い、挑戦する気持ちを打ち砕き、へとへとになってヤビツ峠のベンチに倒れ込ませてしまう、それが蓑毛の坂です。
かくいう私もその中の1人です。

「ヤビツ攻略は蓑毛の坂の攻略」と検討をしてきました。

そこで、気力とか根性ではどうしようもないので、物理的なアプローチで蓑毛の坂をどう攻略するかを検討してきました。
蓑毛の坂はどうしてきついのか?
「坂」だからと多くの人が答えるかもしれませんが、物理的にいうと坂だからきついのではなくて、出力が上がっているからきつくなってしまうのが原因のようです。
サイクリング的に上ればそれほどキツクないのは、平地と同じぐらいの出力で上っているからです。
単にゆっくり上れば蓑毛の坂は楽に上れますが、タイムが遅くなるだけです。

それじゃ、出力は上げないでスピードを同じにする方法はないか?
そこから導き出した答えが回転数を上げる事です。すなわちケイデンスを上げる事です。

蓑毛の坂はアプローチは8%程度ですが、上がるにつれて9%になりバス停の手前では10%を超えます。
ケイデンスは最初80近くあったものが序々に下がり、バス停前では53まで下がってしまいます。
車で言えばノッキング状態で、やっと上っている感じです。

そこで、フロントのクランクをノーマルからコンパクトに変える事にしました。ギヤは38×30から34×30になります。
クランクは1980年代のスギノのRTというモデルで、PCDは110です。
コンパクトクランクは最近の流行のように思っていましたが、1980年代にすでにあったんですね。
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これで、同じ出力ならケイデンスが53から60に上がるはずです。

そこで、日曜日に自転車仲間の4人でヤビツに上る事にしました。
3月18日にノーマルクランクで上った時が50分50秒でした。コンパクトクランクの効果はどうでしょうか?

蓑毛の坂の結果ですが、バス停前のケイデンスが53→69に上がりました。
これによってスピードも9kmから10kmにアップしています。
これは、ケイデンスが上がったので(53→60)効率が上がり、さらにケイデンスが上がった(60→69)と思われます。
さらにハートレートが180から170に下がり、無理に出力を上げていない事もわかります。

今までだと蓑毛の坂を越えた所で大腿四頭筋がかなり疲れた感じでしたが、それほどの疲れも感じません。
その先のドーナツ舗装の先の傾斜が緩やかになった所で、「ウォリャー」という感じで踏めたのも良い感触です。
途中何カ所か現れる10%も、クルクルと回してクリアしていきます。
ゴール前の緩やかな区間はスパートをかける事もできました。
そして結果は48分15秒。前回より2分35秒の短縮です。

この日は天気も良かったので、ヤビツ峠にはたくさんの自転車乗りが集まっていました。
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そしてお昼は名古木からもそう遠くない「白笹うどん」です。
古い民家の風情のあるお店です。注文したのは「釜揚げの大盛り」550円です。
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この記事へのコメント

sono
2013年04月04日 02:41
佐藤さん、コメントありがとうございます。
私も最近この動画を見ましたが速いですね~。
名古木からだと31分ぐらいでしょうか?
新城選手がLEGONの人達とヤビツに上った時の動画がありますが31分でした。
別次元の速さですね(^_^;)